ハングル

韓国語のスキンケア用語|지성・건성など肌タイプの意味と読み方

夜のソウルの街角にあるオリーブヤングの店舗
目次
  1. 韓国語のスキンケア用語、肌タイプはこの4つだけ
  2. 読む前に:ラベルに必ず出てくる2つの助っ人ワード
  3. ステップ1:ラベルの中から「肌タイプの行」を見つける
  4. ステップ2:その語を自分の肌と照らし合わせる
  5. ステップ3:敏感肌のサイン(민감성)を見抜く
  6. 韓国コスメのラベルでやりがちな読み間違い
  7. よくある質問

オリーブヤングの棚に、そっくりな白いチューブが二本並んでいます。同じブランド、同じ値段です。二つを見分ける手がかりは、下のほうに小さく印刷された韓国語ひとつ、지성 か 건성 か、それだけです。ハングルがびっしり並んだパッケージも、韓国語のスキンケア用語をいくつか知っているだけで、ぐっと読みやすくなります。覚えるべきなのは本当にたった4つ、지성(脂性肌)・건성(乾燥肌)・복합성(混合肌)・민감성(敏感肌)で、あとはおまけの数語だけです。読めるようになれば、いちいちスマホをかざして翻訳しなくても、自分に合う洗顔料やトナー、保湿クリームを数秒で手に取れます。焦らなくて大丈夫、一つずつ読み解いていきましょう。

要点まとめ

  • 지성(チソン)は脂性肌、건성(コンソン)は乾燥肌です。見た目も音も似ているので、いちばん見分けが大切な2語です。
  • 복합성(ポカプソン)は混合肌(Tゾーンはテカり、頬はカサつく肌)、민감성(ミンガムソン)は敏感肌向けの目印です。
  • 4語はどれも성(ソン、「〜性」)で終わり、ラベルでは後ろに피부용(ピブヨン、「肌用」)が付くことが多いので、지성 피부용 なら「脂性肌用」と読めます。

韓国語のスキンケア用語、肌タイプはこの4つだけ

4つの基本語は지성(脂性肌)・건성(乾燥肌)・복합성(混合肌)・민감성(敏感肌)です。下の表に、読み方と、意味のもとになっている漢字をまとめました。

韓国語漢字読み方(カタカナ)日本語の肌タイプ
지성脂性チソン脂性肌(オイリー肌)
건성乾性コンソン乾燥肌
복합성複合性ポカプソン混合肌
민감성敏感性ミンガムソン敏感肌

見た目ほど難しくないのには理由があります。この4語はどれも末尾が성(ソン、性)で、これが「〜性」「〜タイプ」を表す接尾語だからです。つまり実際に覚えるのは頭の部分だけ。しかも漢字にすると日本語でもおなじみの字ばかりなので、意味はすぐにつかめます。지성 の지 は「脂」の字で、皮脂を意味する韓国語피지(ピジ、皮脂)にも入っています。文字どおり「脂性(あぶらっぽい性質)」というわけです。건성 の건 は「乾」、つまり乾いているという意味です。ただしデジタル大辞泉を見ると、「乾性」の説明は「空気中ですぐに乾燥する性質」などで、脂性(あぶらしょう)の反対語として挙がっているのは「荒れ性」のほうです。건성 は日本語でいう「乾燥肌」のこと、と覚えておくと安心です。복합성 は복합(ポカプ、「複合」)から始まり、これはまさに混合肌、おでこと鼻はテカるのに頬は乾く肌そのものです。そして민감성 は민감(ミンガム、「敏感」)で始まります。それぞれ二回ずつ声に出してみてください。リズムはほとんど同じで、変わるのは頭の音だけだと気づくはずです。

ひとつだけ、リズムが少し変わる語があります。복합성 はつづりを一字ずつ読むとポクハプソンになりそうですが、辞書の発音表記は보캅썽です。表のカタカナがポカプソンなのはこのためです。복 の終わりのㄱがㅎとぶつかって息の強いㅋに変わり、합 の終わりのㅂが後ろの성 を詰まった強い音にします。難しそうに聞こえても大丈夫です。どちらも韓国語のあちこちで出会うルールで、ハングルを速く読むための発音変化ルールで一つずつ解説しています。

読む前に:ラベルに必ず出てくる2つの助っ人ワード

肌タイプの語の次に覚えたいのは、そのすぐ後ろによく付いている短い単語二つです。一つ目は피부(ピブ)、そのまま「肌」という意味です。二つ目は接尾語の용(ヨン)で、「〜用」を表します。この二つがわかれば、ラベルの肌タイプの行はほぼ読めたも同然です。지성 피부용 なら「脂性肌+用」で「脂性肌用」。용 が付かず민감 피부 と書かれることもありますし、やさしい処方の製品には모든 피부(モドゥンピブ、「すべての肌タイプ」)というフレーズも見かけます。そもそもハングルを声に出して読むのがまだ初めて、という方は、ハングルでK-POPアイドルの名前を読む方法から始めると、棚に挑む前の最初の一歩をやさしく踏み出せますよ。

ステップ1:ラベルの中から「肌タイプの行」を見つける

パッケージの表面や成分表示の上のほうを見て、피부 または 피부용 で終わる短いフレーズを探します。韓国のパッケージは、対象の肌タイプを長い文章に埋め込むのではなく、たいてい一行にコンパクトにまとめてくれるので、形さえ知っていればパッと目に飛び込んできます。지성·복합성 のように二つの語が並んでいたら、間の点は「と」の意味で、両方の肌向けという合図です。

ステップ2:その語を自分の肌と照らし合わせる

次は、語を自分の肌に当てはめてみます。昼過ぎにはテカってくる肌なら지성。逆につっぱってカサつくなら건성 を探しましょう。テカるTゾーンに乾いた頬という混合肌は복합성 で、初心者がただの脂性肌だと読み間違えやすいのもこのタイプです。国立国語院が運営するオープン辞書「ウリマルセム(우리말샘)」は、ラベルの訳よりもずっと正確で、복합성 피부を「皮脂の分泌量が不規則なために、二つ以上の肌の性質が現れる肌」と定義しています。ブランドによっては혼합성(混合性)と書かれていることもあり、こちらも部位によって乾いたりテカったりする同じ肌を指します。

肌質がどちらかに振り切れている方は、あと少し覚えておくと便利です。とても乾燥した肌には強さを表す接頭語が付き、극건성(クッコンソン、「極乾性」)や악건성(アッコンソン、「悪乾性」)と書かれます。辞書は악건성 피부 を角質が浮いたりごわついたりするほど、ひどく乾燥した肌と定義しています。同じ극 は脂性側にも使え、극지성 はとても皮脂の多い肌のことです。そして、表面はテカるのに洗顔後は突っ張る肌なら、수부지(スブジ)が当てはまります。수분 부족형 지성、つまり「水分不足型の脂性肌」を縮めた言葉で、韓国の新聞には2017年にはもう登場しています。

用語の見極めがいちばん効くのは洗顔料と保湿クリームです。トナーや美容液はもう少し許容範囲が広いので、近いものしか見つからなくても気に病まなくて大丈夫です。

ステップ3:敏感肌のサイン(민감성)を見抜く

肌がすぐにピリついたり赤くなったりする方は、민감성 が探すべき語です。辞書の定義は、そのままセルフチェックにも使えます。민감성 피부は「環境が変わると素早く敏感に反応する肌」で、赤み・かゆみ・発疹などの症状が出るとされています。季節の変わり目や新しい化粧品で肌がゆらぐなら、探すべきはこの語です。민감성 のそばには、저자극(チョジャグク、「低刺激」)という言葉も一緒に書かれていることがよくあります。무향(ムヒャン、「無香料」)が並ぶこともあります。パッケージに민감성 피부 と저자극 が両方書かれていれば、それは「やさしい処方」を示す何よりわかりやすい目印です。常連さんいわく、この二語がそろっていることこそ、ごちゃついた棚をやさしい選択肢だけに一気に絞り込む、いちばんの近道だそうです。

韓国コスメのラベルでやりがちな読み間違い

ほぼ全員がはまる落とし穴が、지성 と건성 の取り違えです。音は似ているし、同じ小さなフォントで印刷されているし、たった一文字の違いが「皮脂コントロール」か「しっかり保湿」かの分かれ道になります。急いでチラ見すると、肌が求めているのとは逆のものをつかんでしまうかもしれません。最初の一文字だけゆっくり見れば大丈夫です。

もう一つのつまずきは、트러블(トゥロブル、英語の”trouble”から)を肌タイプだと思ってしまうことです。これはニキビができやすい・肌荒れしやすい肌を指すコングリッシュで、韓国語本来の여드름(ヨドゥルム、「ニキビ」)に近い言葉です。ラベルでは肌タイプの語と並んで書かれていて、その製品がどんな悩みに向けたものかを示しています。ニキビケアも미백 も、実は別の語彙に属します。ニキビの緩和も美白も、韓国の食品医薬品安全処が案内している機能性化粧品のリストに載っている項目です。どちらも製品がうたう効果を表す言葉で、肌のタイプを表す言葉ではありません。

よくある質問

Q: 지성(チソン)は韓国語でどういう意味ですか?

지성(チソン)は脂性肌という意味です。「脂」を表す지 と、「〜性」を表す接尾語の성 が合わさった語なので、지성 피부용 と書かれたラベルは「この製品は脂性肌向けに作られています」と伝えていることになります。

Q: 敏感肌は韓国語で何と言いますか?

민감성(ミンガムソン)です。민감성 피부 と書かれることも多く、すぐそばに저자극(チョジャグク、「低刺激」)が並んでいることがよくあります。これは、その製品が反応しやすい・刺激を受けやすい肌向けに作られている強いサインです。

Q: 混合肌は韓国語でどう言いますか?

混合肌は복합성(ポカプソン)です。つづりどおりのポクハプソンではなく、ポカプソンに近い音で発音します。Tゾーンはテカるのに頬は乾く肌を指し、だからこそ지성 とひとまとめにされず、独立した用語を持っているのです。혼합성(混合性)と書くラベルもあります。

Q: 수부지(スブジ)とはどういう意味ですか?

수부지(スブジ)は수분 부족형 지성、つまり「水分不足型の脂性肌」の略です。表面はテカるのに、特に洗顔後は内側が突っ張る肌を指します。4つの基本タイプとは別の言葉で、トナーやクリームで지성 と並べて書かれることが多いです。

Q: 韓国コスメのラベルは、全部この言葉を使っていますか?

ほとんどがそうです。지성・건성・복합성・민감성 は、K-ビューティー全体で標準の語彙だからです。ただし、混合肌の혼합성、とても乾燥した肌の극건성 や악건성、水分不足の脂性肌を指す수부지 といったバリエーションにも出会います。4つの基本語が頭に入れば、こうしたバリエーションもほとんど自然に読めるようになります。

この4語をスマホで一枚撮っておけば、次にオリーブヤングの棚の前に立ったとき、地元の人みたいにラベルをすらすら読めます。一音節ずつ、ゆっくりで大丈夫です。買い物かごがいっぱいになったら、レジに向かう前にオリーブヤングのタックスリファンドの仕組みもチェックしておきましょう。