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チュソクのKTXチケット予約:外国人のための2026年ガイド

黄色い畑のそばを高速で走る白いKTX高速列車
目次
  1. 2026年チュソクのKTX予約は、いつから始まった?
  2. 申し込む前に足切りされる、コレイルの4つのルール
  3. チュソクのKTX販売は抽選? それとも先着順?
  4. 外国人は、チュソクのKTX切符を英語で予約できる?
  5. チュソクの事前販売を逃したら、どうする?
  6. チュソクのKTXチケット予約、外国人のための2026年スケジュール
  7. よくある質問

2026年8月14日、コレイルがチュソク(秋夕)の予約案内を公示しました。祝日からさかのぼって、ちょうど42日前のことです。9月3日から11日までの間、コレイルは日ごとに別々の受付を朝から開き、座席を少しずつ売り出しました。外国人がチュソクのKTX切符を予約する手順は、普段のコレイル予約とはまるで別物です。コレイルは祝日期間の列車を通常の30日前予約からまるごと外し、路線ごとに日を分けて、会員限定のページで先着順に売り出します。ところが、書かれたまま更新されていない案内には、もう事実ではなくなった話が二つ残っています。2026年の販売は抽選ではありませんでしたし、SRTも、もう別会社として頼れる逃げ道ではありません。

要点まとめ

  • 2026年のチュソクは9月25日。事前販売の対象は、9月23日から27日に走る全列車でした。
  • コレイルが予約案内を公示したのは2026年8月14日。交通弱者の優先予約は9月3日と4日の9時から15時、一般予約は9月7日から11日の7時から13時でした。
  • 方式は抽選ではなく先着順で、座席は路線ごとに日を分けて開きました。9月8日が慶全・江陵・東海・中央・中部内陸線のKTX、9日が湖南・全羅線のKTX、10日が水西(スソ)発着のKTX、11日が京釜線のKTXです。
  • 予約は会員限定かつオンライン限定で、専用ページに入ってから3分以内という制限がありました。9月15日までに決済されなかった座席は取り消され、予約待ちの申込者へ回されました。

2026年チュソクのKTX予約は、いつから始まった?

2026年9月3日に始まり、9月11日まで続きました。普段の30日前予約とは別枠です。祝日の列車は、専用の事前販売でしか買えない仕組みになっています。コレイルはこの日程を、2026年8月14日に公示した予約案内で発表しました。

普段のKTXは、出発のおよそ1か月前から順に席が売り出されます。JR西日本のネット予約「e5489」でも、きっぷの発売は乗車日の1カ月前からなので、「約1か月前」という目安は日本の感覚に近いはずです。1年のうち350日は、このルールだけ知っていれば困りません。例外は年に二度、チュソクと旧正月のソルラル(설날)だけです。チュソクは日本のお盆にあたる祝日で、都会へ働きに出た人が土産を手に帰省し、家族と先祖の墓参りをする時期です。この二つの祝日に限り、コレイルは 명절 승차권 예매(ミョンジョル・スンチャグォン・イェメ、「祝日乗車券予約」)という特別な事前予約を行います。目当ての席はこの販売まで取り置かれるため、ふだんの感覚で夜中にアプリを開いても、祝日の列車は一席も出てきません。

日本でも、JR東海とJR西日本は2026年度のお盆や年末年始に、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」を全席指定席で走らせると発表しています。ただし、これは「のぞみ」の自由席を指定席に切り替える措置で、「ひかり」や「こだま」には通常どおり自由席が残ります。コレイルの場合は座席の種類を切り替えるだけでなく、祝日の列車を売り出す日そのものを通常とは別に設けている、と考えるとわかりやすいでしょう。

来年に備えて、「42日」という数字を覚えておいてください。コレイルは2025年のチュソクでも祝日の42日前に案内を出しており、2026年もぴたりと同じ42日前でした。多くのガイドが書いている「2週間ほど前」ではありません。2027年のソルラルに乗るなら、祝日から6週間さかのぼったあたりで、お知らせ欄(공지사항)をこまめに確認しはじめましょう。

2026年の販売は二段構えで、一般の段階は路線ごとに分かれていました。

  • 9月3日・4日、9時〜15時: 65歳以上の高齢者、登録障がい者、交通支援対象の国家有功者、妊婦を対象とした優先予約。
  • 9月7日、7時〜13時: 全路線のKTX以外の列車(ITX-セマウル、ITX-マウム、ムグンファ号など)。
  • 9月8日: 慶全・江陵・東海・中央・中部内陸線のKTX。東海岸をカバーする日で、雪岳山(ソラクサン)や秋の山へ向かうときに使う江陵線もこの日です。
  • 9月9日: 湖南・全羅線のKTX。
  • 9月10日: 水西(スソ)駅を発着するKTX。
  • 9月11日: 京釜線のKTX。ソウルから大田・東大邱・釜山へ抜ける大動脈で、5日間でいちばん激戦の日です。

申し込む前に足切りされる、コレイルの4つのルール

コレイルの祝日予約には、旅行者がつまずきやすいルールが4つあります。どれも、アプリの画面で気づいたときには手遅れです。適用されるのは祝日の特別販売だけで、普段の予約にはこうした縛りはありません。

ルール中身と注意点
統合会員限定予約はコレイルの統合会員(통합회원)アカウントで行います。コレイルだけの会員は自動で移行されましたが、SRだけに登録していた人は受付が開く前に自分で移行を終えておく必要がありました
オンライン限定祝日の座席は「コレイル+」アプリとkorail.comの祝日専用ページで販売されます。駅の窓口が役に立つのは後日で、オンライン決済が難しい優先対象の方に限り、電話(1588-7788)や窓口での支払いが認められます
3分の制限時間コレイルの案内には、一般予約は専用ページに接続してから3分以内に完了しなければならないと明記されています。列車・日付・枚数はログイン前に決めておきましょう
祝日期間の利用制限割引商品(Nカードを含む)・立席・自転車ラック席・シルバー席は祝日期間中は利用できません。同一/近接時間帯の重複予約、極端な短距離区間、乗車区間の短縮も制限されます

外国人がいちばん多くつまずくのが会員のルールです。登録自体は難しくありません。外国人は住民登録番号の代わりにパスポート番号で登録できます。ただ、8月にコーヒーを片手に済ませるのと、予約当日の朝7時に韓国語の画面で、3分の制限時間に追われながら済ませるのとでは、わけが違います。

チュソクのKTX販売は抽選? それとも先着順?

先着順です。2026年のチュソク販売は「申し込んで抽選結果を待つ」方式ではなく、結果発表もありませんでした。更新されていない案内といちばん大きく食い違うのが、この点です。

この誤解には出どころがあります。コレイルはコロナ禍の数年間、祝日販売を実際に추첨(チュチョム、抽選)で行っていて、その時期に書かれた案内が、更新されないまま残っているのです。2026年の仕組みは違います。自分の路線の受付時間にログインして予約すれば、その場で席が確保され、あとは期限までに支払うだけです。抽選と違って、準備の差がそのまま結果に出ます。3分の制限があり、受付は朝7時に始まるので、列車・日付・代わりの時間帯を前もって決めてある人ほど有利になります。

予約できても、支払いを済ませなければ席は消えます。一般予約は9月15日まで、優先枠の予約は9月18日までに支払う必要がありました。期限を過ぎても未払いの予約はコレイルが自動で取り消し、예약대기(イェヤクテギ、予約待ち)に申し込んだ人へ順番に回します。予約待ちに申し込んでおく意味は、まさにここにあります。初めてだと意外に思うかもしれませんが、祝日の席がよく動くのは受付期間中より、販売が締め切られたあとなのです。

外国人は、チュソクのKTX切符を英語で予約できる?

ふだんの予約ならできます。アプリは英語表示でも問題なく使えます。ところがチュソクの特別販売となると、たいていはできません。祝日予約のページは韓国語だけのことが多く、英語の画面からはうまくたどり着けないからです。外国人旅行者の多くが実際にぶつかるのも、この壁です。

壁は、具体的には三つあります。まずは会員登録です。コレイルの統合会員アカウントが必要で、外国人は韓国の住民登録番号ではなくパスポート番号で登録します。受付が始まるずっと前に済ませておきましょう。次に言葉の壁です。祝日のページやお知らせは韓国語で出ることが多いので、ブラウザの翻訳機能を開いておくか、韓国語の読める友人に10分だけ隣にいてもらうと安心です。最後は支払いです。韓国の決済システムを通るカードでないと払えない場合があるので、先に普通の切符でカードを試しておきましょう。

2026年には、実用面での変化もひとつあります。アプリの名前が「コレイルトーク」から「コレイル+(코레일+)」に変わりました。2026年8月3日、新しいアプリとしてではなく旧アプリのアップデートとして登場し、KTXとSRTの両方を販売しています。以前の旅行で入れたコレイルトークやSRTのアプリが残っているなら、そのまま使えると思わずに更新しておきましょう。

チュソクの事前販売を逃したら、どうする?

受付を逃しても、まだ打つ手はあります。ただ、以前よく知られていた裏技は、もう使えません。未払いの席や払い戻された席は出発の直前まで出たり消えたりしますし、予約待ちもバスも残っています。使えなくなったのは「2社を使い分ける」方法です。

まずは、何が変わったのかを整理しておきます。公正取引委員会がコレイルによるSR買収を承認し、KTXとSRTは2026年9月1日に統合運行を始めました。いまは一つのアプリ、一つの会員で販売されています。「両方の抽選に申し込んで当選確率を倍にしよう」と勧める案内は、もう存在しない仕組みを説明しているわけです。水西発着の列車も、もう別の会社が売る席ではなく、コレイルの予約日のひとつ(2026年は9月10日)に組み込まれました。統合で供給そのものは増え、平日で約1万5千席、週末で最大約1万7千席が上積みされ、水西軸の座席は約30%拡大しました。運賃も、KTXを従来のSRTの水準にそろえたことで、平均約10%安くなっています。

そのうえで、本当に頼れる手段は三つあります。一つ目は、예약대기(予約待ち)への申し込みです。支払い期限を過ぎた席は、自動的にここへ回ってきます。二つ目は、最後の1週間に出る払い戻しの席をこまめに確認することです。キャンセルされた席はひっきりなしに戻ってきますし、1席だけの空きは2席まとめての空きよりずっと頻繁に出ます。三つ目は、コバス(Kobus)で高速バス(고속버스)を押さえることです。妥協ではなく、れっきとした選択肢として考えてください。本数が多く、祝日の乗車券も事前に売り出されます。どれに乗ることになっても、交通カードの残高は確認しておきましょう。帰国前に残高を払い戻す方法もあります。

チュソクのKTXチケット予約、外国人のための2026年スケジュール

「早めに予約しましょう」で済ませず、2026年に実際にうまくいった手順を、日付つきのチェックリストにしました。2027年のソルラルも、日付こそ違え、同じ流れになるはずです。

  • 6週間前(2026年8月中旬): コレイルの公示は8月14日でした。パスポート番号で統合会員に登録し、コレイル+をインストールして、普通の切符1枚で決済カードを確かめます。
  • 販売の前の週: 案内の中から自分の路線を探し、予約日をメモします。京釜線なら9月11日、湖南・全羅線なら9月9日でした。第一希望の列車に加えて、9月24〜26日ごろの予備の候補を少なくとも2本決めておきます。
  • 自分の路線の日、7時: ログインして予約します。これは申込ではなく購入で、3分という制限がある以上、判断は事前に済ませておく必要がありました。
  • 9月15日まで: 支払いを済ませます。未払いの一般予約はその晩に取り消され、予約待ちの申込者へ回されました。優先枠の予約は9月18日が期限でした。
  • 最後の1週間: 予約待ちに申し込み、払い戻しの席を確認し続けます。キャンセルされた席は連休の直前まで戻ってきますし、釜山(プサン)行きの1人分の席は思ったより頻繁に出てきます。

祝日だからといって運賃が跳ね上がることもありません。足りないのは席のほうで、値段の問題ではないのです。目当てが家族との再会ではなく秋の景色なら、紅葉の見頃はチュソクよりかなり後に来る地域がほとんどです。数週間ずらして出かければ、祝日販売とは無縁でいられます。外国人がチュソクの列車で苦労する理由も、結局はここに行き着きます。お金をかけることでも、クリックの速さでもありません。予約が「別の日の、別の扉」に移ると知っているかどうか、その差なのです。

チュソクの帰省列車が発着するソウル駅のKTXプラットホーム Photo © Korea Tourism Organization

よくある質問

Q: 2026年、ソウル発釜山行きのKTXは何日に予約できましたか?

一般販売の最終日にあたる9月11日でした。ソウルと釜山を結ぶ京釜線はいちばん混み合う路線なので、コレイルはあえてこの路線だけの日を最終日に設けています。江陵線や東海線の日だった9月8日に挑んだ人の画面には、京釜線の座席が一席も表示されませんでした。

Q: 外国人がチュソク切符を取るのに、コレイルのアカウントは必要ですか?

はい、必須です。祝日販売は統合会員のログインしか受け付けておらず、外国人は住民登録番号の代わりにパスポート番号で登録します。数週間前に済ませておけば、当日は韓国語の登録フォームに手こずることなく、列車選びに集中できます。

Q: 駅の窓口でチュソクの切符を買えますか?

事前販売の期間中は買えません。祝日の座席は「コレイル+」アプリと祝日専用のウェブページで販売され、駅の窓口を頼れるのは販売が終わってからです。例外は優先対象の方で、オンライン決済が難しい場合は電話(1588-7788)か窓口で支払いを済ませられます。

Q: KTXとSRTは本当に一つのアプリに統合されたのですか?

はい。KTX・SRTの統合運行は2026年9月1日に始まり、予約は「コレイル+」という一つのアプリに移りました。コレイル+は、8月3日からコレイルトークに代わって使われているアプリです。コレイルのみの会員は自動で移行されましたが、SRだけに登録していた人は祝日販売の前に自分で移行手続きを済ませる必要がありました。

Q: 예약대기(予約待ち)とは何ですか? 外国人も使えますか?

예약대기(イェヤクテギ)は、コレイルのキャンセル待ちです。支払い期限を過ぎた予約は取り消され、予約待ちの申込者へ順番に割り当てられます。申し込みに費用はかからず、一般販売に戻ってこない席を拾えます。予約に使った統合会員アカウントからそのまま申し込めるので、コレイルの会員になっている外国人なら誰でも利用できます。

チュソクの移動は、速さや金額の勝負ではありません。どの扉が、どの日に開くのかを知っているかどうかの勝負です。今のうちにアカウントを整え、次の祝日から6週間さかのぼって数え、売り出しの朝が来る前に、案内の中から自分の路線を見つけておきましょう。

このページの予約日程・受付時間・決済期限は、コレイルの2026年8月14日付の報道資料と、コレイルとSRの統合に関する政府の政策ブリーフィングから読み取り、いずれも2026年9月9日に確認したものです。コレイルは祝日ごとにルールを出し直すため、2027年のソルラルの案内が出たら공지사항で必ず確認してください。

特集 韓国の伝統行事