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ナヌンジョルロとは?韓国のお寺で出会う婚活リトリート

A beautiful temple stands by the rocky coast.
目次
  1. 韓国の寺院婚活リトリート「ナヌンジョルロ」とは?
  2. 誰が主催しているの?曹渓宗とテンプルステイ制度
  3. 応募はどれくらい狭き門?
  4. 一泊二日で実際何をするの?
  5. なぜお寺が婚活プログラムを行うの?
  6. よくある質問

韓国の寺院婚活リトリートとは、曹渓宗(チョゲジョン)が主催する一泊二日のマッチングリトリート「ナヌンジョルロ(나는 절로)」のことです。結婚相談所ではなく仏教教団が運営し、独身の応募者は限られた枠を争って、テンプルステイ用の共同部屋に泊まり、歩く瞑想やお茶、お寺の作業を通じて、お見合いのような面接ではなく自然に相手を知っていきます。仏教教団が婚活を手がけるという点だけでも韓国旅行のなかでかなり意外な一角ですが、2026年時点では競争率も非常に高く、ある一回だけで過去最多となる4,225件の応募が報じられました。

早わかり

  • ナヌンジョルロは韓国・曹渓宗が主催する一泊二日の寺院婚活リトリートで、通常のお見合いではなく寺院生活を共にすることで自然な出会いを促します。
  • 競争率は非常に高く、2026年に報じられたところでは、ある回だけで過去最多となる4,225件の応募が集まりました。
  • 仏教徒である必要はありません。年齢条件や応募締切は回ごとに公式のテンプルステイ・曹渓宗の告知で発表されるので、参加前に必ず最新の要項を確認するのがおすすめです。

韓国の寺院婚活リトリート「ナヌンジョルロ」とは?

ナヌンジョルロは、独身の大人だけを対象にした特別なテンプルステイで、韓国式お見合いにありがちな「面接のような会話」ではなく、共同生活の中で自然に相手を知っていく仕組みになっています。「절로(チョルロ)」は「自然に、ひとりでに」という意味の言葉ですが、同時に「절(チョル)」=お寺を連想させる言葉遊びにもなっていて、タイトル全体で「お寺で自然に(縁が結ばれる)」というニュアンスを表しています。参加者はテンプルステイ用の共同部屋に泊まり、僧侶と同じ精進料理をいただきながら、歩く瞑想やお茶の時間、お寺の作業などを一緒にこなします。

誰が主催しているの?曹渓宗とテンプルステイ制度

主催しているのは韓国最大の仏教教団である曹渓宗で、韓国の一般的なテンプルステイ観光を統括するテンプルステイ運営団体を通じて実施されています。これが重要なのは、ナヌンジョルロが紹介料を取る民間の結婚相談所ではなく、テンプルステイのおもてなしの延長として行われているという点です。開催する寺院や日程、対象年齢は回ごとに異なり、商業的な広告ではなく公式のテンプルステイ・曹渓宗の告知ページで発表されるので、参加を考えるならまずそちらをチェックするのが安心です。

応募はどれくらい狭き門?

非常に狭き門で、しかもプログラムが続くにつれてどんどん競争率が上がっています。2026年に報じられたところによると、ある一回のナヌンジョルロだけで過去最多の4,225件の応募が集まりました。宿泊できる人数は一つの寺院が無理なく受け入れられる規模に限られているため、実際の当選率はごくわずかで、料金を払えば参加できるサービスというより抽選に近い感覚です。

ナヌンジョルロの参加者たちが寺院の境内を歩き、グループ活動へ向かう様子

一泊二日で実際何をするの?

参加者はホスト寺院に集まり、伝統的なテンプルステイの要素と、会話が自然に生まれるよう工夫された軽めのグループ活動を組み合わせた一泊二日を過ごします。オリエンテーション、精進料理(鉢盂供養やその簡易版)を囲む食事、境内での散策やハイキング、そして夜のプログラム(お茶の時間のこともあれば、もう少し自由なミキサー形式のこともあります)ではスタッフが強引にペアを組ませるのではなく、少人数のグループで話し相手を替えながら過ごすのが基本です。全体を通して「縁は自然に結ばれるもの」という考え方が貫かれています。

なぜお寺が婚活プログラムを行うの?

ナヌンジョルロの背景には、韓国が抱える婚姻率の低下と世界最低水準ともいわれる出生率という、より大きな社会的な文脈があります。曹渓宗自身も、この人口問題に対して傍観者としてコメントするだけでなく、具体的な取り組みを提供する狙いがあるとはっきり述べています。婚活イベントではなくテンプルステイという形にすることで、参加者は友人や家族に対して「テンプルステイに行ってきた」と気軽に話すことができ、韓国の独身者の一部が結婚相談所的なサービスに感じる気恥ずかしさを和らげる効果もあります。

よくある質問

Q: ナヌンジョルロに参加するのに仏教徒である必要はありますか?

いいえ、必要ありません。宗教を問わず独身の応募者に開かれたプログラムで、滞在中の儀式への参加は信仰の証明ではなく、共同体験を分かち合うためのものです。

Q: 寺院婚活リトリートの参加費用はどれくらいですか?

民間の結婚相談所のような料金体系ではなく、テンプルステイ制度の一環として補助が入っているため、費用は商業サービスに比べてかなり抑えられています。ただし正確な金額は開催寺院や回によって異なるので、応募前に公式告知で最新の金額を確認するのがおすすめです。

Q: 韓国在住の外国人でもナヌンジョルロに応募できますか?

このプログラムは基本的に韓国語話者の独身の韓国居住者を対象に設計されており、進行はすべて韓国語で、お見合い文化や結婚へのプレッシャーといった文化的背景を前提にしています。韓国語が堪能な外国人居住者が同種のテンプルステイ・プログラムに参加した例はありますが、思い込みで応募せず、回ごとの応募要項で対象条件を必ず確認してください。

Q: 参加できる年齢層はどれくらいですか?

年齢条件は年間を通して固定ではなく回ごとに設定されており、これまでの回では30代・40代の独身者を中心に対象とすることが多かったようです。最新の年齢条件は必ず公式の応募告知に記載されているので、他で見かけた年齢層はあくまで目安として扱い、必ず一次情報を確認するのが安心です。

縁が結ばれるかどうかはさておき、ナヌンジョルロは韓国が非常に現代的な課題に、最も古い制度の一つで向き合おうとしている様子を垣間見せてくれるリトリートです。

緑の木々に囲まれたナヌンジョルロ開催地の韓国仏教寺院